フィットボクシングがヤバい

ちょっと写真とか載せられない程度にヤバいです。

 

序章

えー健康のためにフィットボクシング2を楽しんでいたのですが、ダッキングをした瞬間にゴキッと音がしました。

 

自分でも「あ、これやっちゃったな」という位、分かりやすく腰を痛めてしまいました。

次の日になっても、痛みが酷くなってくるだけなので整形外科へ。

細かい診察は除きますが、MRIとかCTとかX線など一通りの検査をしました。

 

「うわ、検査費用で一万円超えてる。高い授業料になったなぁ」

 

 

 

お医者さんの診断は予想通り「椎間板ヘルニア」で坐骨神経痛もでてるね、と。

治療の低周波治療器と温熱両方で対応しましょう、という事になりました。

大体二週間を目安で見ていきましょう、と。

 

事態は悪化していく

まだこの時点では痛みはあっても普通に動けたんです。

 

……通い始めて二週間後。

 

痛みはもっと酷くなってきて、朝起きるとしばらく立ちあがれない程。

 

医者にいくと、

「すぐには直らないから。新しい痛み止めだすから、それで二週間様子みて」

 

この時点で「え、まだ耐えろと?」と疑問が。

 

次の日の朝。

 

痛みで動けない!?

 

本当に全く動けない。その時思ったのは

「あぁ、トイレは当分行かなくて平気なので漏らす心配はないな」

でした。 

 

先生に朝一番で電話した所

「本当に動けない? 朝だからでしょ。11時までまってまた電話してきて」

 

起きたの六時。医者に電話したの九時。

この間も少し動くと激痛です脂汗がでてます。

11時待てと。

待ちましたよ、がんばって。

 

再度電話して変わらない事を告げると、

「じゃ、大病院にいってね。紹介状書くから取りに来て。」

 

動けないのにどうやって?

 

「まったく動けないの? 少しは動けるでしょ?」

 

立ち上がる事さえ出来ませんがな。

仕方ない、近況事態だし救急車よぼう。

 

事態は進展するのか?

 

「救急車が来てくれると良いね」

 

……先生、実は私のこと嫌いでしょ。

 

119番する前に#7119に電話しましたよ。

緊急ではあるけど、命に別状がある訳じゃないので、ワンテンポ置いてみました。

 

一応、看護士さんが電話対応出るんですね。

事情を説明したら、色々な手順があることを話してくれました。

 

  1. 救急車が必要かどうかの判断をする(この場合必要なし)
  2. 近くの対応病院をいくつか教えるので、自分で交渉して受け入れてもらえるようにする。
  3. 受け入れ先が決まったら、民間救急に依頼する
  4. 上記が全部駄目なら、改めて119して救急車呼んでね

って手順です。

 

頭ははっきりしてるから、言っている意味は分かります、えぇ。

起きてメモする余裕がない現状という、なんとも腹立たしい感じはしますが。

 

自分「民間救急って使ったことないんですが、自腹ですよね?」

オペレーターさん「そうです」

自分「ざっくりお金ってどの位かかります?」

オペレーター「んー、オプション次第なので、業者から電話が掛かってきたら聞いてください」

 

以下、説明をスキップ。

病院も予約して民間救急から電話がくるのを待ってました。

電話で料金確認したときの状況。

 

「動けないで、補助の人を呼んで、ストレッチャー移動だと、大体四万五千円位ですね」

「えっ?」

「補助つけてドライバーもとなると、4人派遣になりますし」

「あのこの辺りは死んでも自力でストレッチャー乗るので人減らしたらいくらですか?」

「二万ちょっとかな。……あのお金なくて救急車呼ぶ位だから、素直にうちはキャンセルして救急車呼んだ方がいいよ?無料だし」

「いえ、民間救急だと整形外科受付してくれるんですが、救急車の救急外来だと整形外科はうけられるか不明と言われてしまいまして。そこ逃すと、別の病院かなり遠いんです」

 

民間救急車に来ていただいて、死ぬ気でストレッチャーのりましたよ。

ただ、ストレッチャー移動中や道路の振動でも、痛みで声が出ない位でした。

脂汗満載。

 

そして総合病院に到着しました。

 

ようやく落ち着ける……?

事前に説明してあったので、スムーズに受付しました。

検査などもほぼ全部当日終わりました。

かなり痛かったし、痛み止めもくれなかったけど。

 

そして入院。

 

「今、混んでまして、個室しかないんです」

 

えぇ、仕方ないですよね。

空いたら大部屋に移れますよね。

 

「はい、但しそっちも予約の順番待ちしてまして」

 

仕方ないので入りましたよ、一泊三万オーバーな料金。

普通にホテル泊まれそう。

 

その後、主治医が決まり治療方針を。

 

「明日、検査してブロック注射をしますね。うまくすれば、二、三日で退院できますね。あ、既存の薬とかは? 飲んでる、なるほど」

 

えぇ、過去の病気で血液がサラサラになるお薬ですね。

 

「……その薬の効果が切れるまで注射できないので、一週間待ってくださいね。それから注射しましょう。頓服で痛み止めだして、点滴でも対応しますね」

 

……はい、仕方ないですもんね。

 

一週間、ひたすら薬の効果が切れるのを寝て待ちます。

 

大部屋が空くのも待ちます。

 

本当に一週間、大部屋空きませんでした。

一週間寝てるだけの部屋で、○十万円かかりました。

部屋代なので、保険限度額には非対応です。

 

ブロック注射と同時に大部屋が空きました。

 

なんか、財布が寒い事になってきました。

専用トレーナーつけて、ジムに行った方が安い料金でてます。

 

さて、まだ入院中なんですが、如何にフィットボクシングがヤバいか分かりますでしょうか。

 

病院の先生や看護士さんにも説明しましたよ。

なにして腰痛めたんですかと聞かれましたから。

 

まず皆さん、笑って頂けました。

 

それからしみじみと

「その運動は若い人しかやっちゃいけないポーズです」

「看護士からは絶対禁止指定されます」

 

あと面白い話だったのが

「最近運動不足で、緊急事態宣言がおわったので運動再開して怪我する人が増えてるんです。それで病室一杯なんです。そう、今回みたいに」

 

退院したら、写真をとって歩く位にしよう!

次回は普通の話題になりますように。

 

追記

結論を書いてなかった。

フィットボクシングは手軽に出来ますが、腰を交えた運動は辞めましょう、絶対に。

肩とか腕については、お勧めします。

かなり肩廻りはかるくなり、四十肩はなくなりました。

そういった実例があったので、のめり込んで無理な姿勢をやってしまった感じです。

 

あときちんとステップ踏んでやると、リングフィットよりも効果的だと思います。

最初など15分で汗だくになりました。